永田さん 54才 脊柱管狭窄症

―自己紹介をお願いします  永田恵子です。54歳です。

kanja200.jpg ―まず、当院への通院は、何がきっかけでしたか?  以前から体調が悪くて、困っていたんですが、 昨年の冬腰が痛くて横断歩道を渡れず、 誰かに助けを求めようと思っていた時、バス停に バスが停車したので、降りてきた人に 「腰が痛いんです、助けて下さい。」と言うと、 その方が「私も腰痛に悩まされていたんだけど、 治ったのよ。紹介してあげましょうか?」、 これが斉藤さんと出会った最初です。 山谷先生のところへ通院するきっかけと なったんです。

どのように調子が悪かったのですか?  過呼吸による目まいや、足の筋肉の硬直がひどくて、足が一歩も前に出ない 状態が、かなり続いていたんです。  仕事をしておりますので、過呼吸予防策としては深呼吸に心掛け、足の痛みに ついては病院で処方された薬を飲み続けていました。 それが、一年以上も続いていたんです。

病院では、脊柱管狭窄症と診断されたんですね  そう言われました。 また腰の4番と5番の骨の間が狭くなっていると言われました。 3ヶ月くらい様子をみて痛みが改善されないようであれば、手術しなければ いけないとも言われました。

診断後の治療経過(リハビリ)はどうですか?改善されましたか?  改善されませんでした。 冬が来ると歩けないので、仕事も辞めようと決意していた矢先に斉藤さんに 出会ったのです。

山谷先生に質問です 脊柱管狭窄症は手術しないと治らないのですか? そうとも限りません。 病院で、脊柱管狭窄症と診断されると、痛み止め薬、血液をサラサラにする薬、筋肉を柔らかくする薬が処方されます。 まずはこの薬を2から3週間くらい飲んでリハビリを行うのが一般的です。 このリハビリで改善されなければ、手術をすすめれれることもあります。 手術の前に、根本の原因になっている骨盤の歪みや背骨のズレを矯正し、お体が正常に動作できるよう整えることが大切です。
根本の歪みを治すと痛みは軽減するのですか? はい、特に骨盤と背骨を中心に整えることにより 長く歩けるようになった、足の痛みが軽くなったなど改善が見られます。 kanjya22200.jpg
改善されないケースもありますか? はい、あります。 脊髄の変形が大きく、神経の圧迫が強い場合は改善されず手術となるケースも ございます。 実際に施術してみないと分からない場合もあります。 永田さんの場合は、骨盤のねじれが大きく股関節もズレ、それが脊柱管狭窄症を悪化させていた原因となっていたようです。
永田さんのようなケースの患者さんは多いのですか? はい、多数いらっしゃいます。 この脊柱管狭窄症は神経の通る穴が狭くなる骨の変形ですが 骨盤や股関節、背骨の歪みが大きい場合は、自覚症状が強く出る場合が あります。

当院で初めて治療を受けた後はどうでしたか?  まず痛みが軽減されました。ただ、痛みが軽減されただけではなく、山谷先生に かけて頂いたお言葉だったり、伝わる思いがありましたので、 「体の治療法はもとより、痛みと戦っている私の気持ちを理解して頂いているんだな。」という、安心感により治療の回数が二回、三回と重なっていくうちに、 みるみる軽減されていきました。 その後の経過はいかがでしたか?  掃除の仕事をしていて、一日中重いモップで床を掃いているのですが、以前より痛みを感じなくなりました。 特に冬は床の汚れがひどくなるので、無理なくできるようになったのが嬉しいです。

普段の生活はどのような変化がありましたか?  以前は痛みによる体の負担もありましたが、 「仕事ができなくなるんじゃないか」とか「もう辞めた方がいいんじゃないだろうか」という心の不安も大きかったように思います。 しかし、山谷先生の治療のおかげで痛みが改善されると、 気持ちがずっと楽になりました。精神的に安定した日常生活を送る事が出来るようになりました。 これが私の一番の変化だと思います。

今、お体の方はどのような状態ですか?  痛み自体は大分軽減されていますが、おおもとの原因が体の歪みからきているんですよね。 だから定期的に治療を続けて、体の中をきちんと改善していきます。

ありがとうございます。  ありがとうございました。