高熱や目の充血、発疹などが出て、指先の皮がむけるなどの症状がでる川崎病。

日本では年間約10000人が発生していて年々増加傾向にあります。

川崎病は、複数の細菌への感染で起きる可能性が高いことが順天堂大が解明しました。

細菌の中のグラム陽性球菌が特殊な抗原を出して、症状をもたらすことが分かり、

また、後遺症の冠動脈瘤の原因にもなる特殊なたんぱく質を大量に作り出すことも
確認されました。

これらの細菌を抑える抗菌薬のST合剤を投与したところ症状の改善が見られたといいます。

更なる研究が進み、早期の治療が確立されることを望みます。