石灰性腱板炎
肩に直接痛みの原因があるものでは、腱板内に石灰が沈着する石灰性腱板炎があります。
腱板内に沈着した石灰が痛みを引き起こします。
血液や体液に含まれるカルシウム塩が結晶化して、石灰となって腱板内に沈着します。
この石灰によって、痛みが起こります。
このカルシウムは血液や体液に含まれるカルシウム塩が結晶化したもので、サプリメントなどでたくさんカルシウムをとったからといって、それが腱板内に沈着するということはないといわれています。
30から60歳代での発症する例が多く、ふだんあまり肩を使わない人に起こりやすいといわれております。
痛みが強い場合は、局所麻酔とステロイド薬の注射を肩に打ちます。